drush の sql:sanitize コマンドについて:
コマンドヘルプ
ユーザー データを削除またはランダム化してデータベースを無害化する。
コマンドファイルは、下記を実装することでカスタム操作を追加できます。
- @hook on-event sql-sanitize-message
確認の前に要約を表示する。 - @hook post-command sql-sanitize
クエリを実行するか API を呼び出して無害化を実行する。
使用例
- drush sql:sanitize --sanitize-password=no
パスワードに変更を加えずにデータベースを無害化する。 - drush sql:sanitize --allowlist-fields=field_biography,field_phone_number
2 つのユーザー フィールドを除外してデータベースを無害化する。
オプション
- --whitelist-fields[=WHITELIST-FIELDS]
非推奨。代わりに allowlist-fields を使用すること。 - --allowlist-fields[=ALLOWLIST-FIELDS]
無害化の対象から除外するフィールドのカンマ区切りリスト。 - --sanitize-email[=SANITIZE-EMAIL]
無害化操作のテストメールアドレスのパターン。メールアドレスを未変更のままにするには no と指定する。置換パターン %uid、%mail、または %name を含めることができる。
(既定値:user+%uid@localhost.localdomain) - --sanitize-password[=SANITIZE-PASSWORD]
デフォルトではパスワードがランダム化される。無効にする場合は no と指定する。それ以外の値を指定すると、すべてのパスワードがその値に設定される。
関連トピック
- Drush hooks(drush.org)
エイリアス
- sqlsan
- sal-sanitize
参考資料
- sql:sanitize(drush.org)