drush の site:install コマンドについて:
コマンドヘルプ
モジュール/テーマ/構成設定/プロファイルと共に Drupal をインストールする。
使用例
- drush si expert --locale=ja
インストール プロファイル expert を使用して(再)インストールを行う。デフォルトの言語を日本語に設定する。 - drush si --db-url=mysql://root:pass@localhost:port/dbname
指定したデータベース パラメータを使用してインストールする。 - drush si --db-url=sqlite://sites/example.com/files/.ht.sqlite
SQLite を使用してインストールする。 - drush si --account-pass=mom
uid1 のパスワードを指定して再インストールする。 - drush si --existing-config
構成設定のエクスポート/インポート用ディレクトリに格納されている yml ファイルに基づいてインストールを行う。 - drush si standard install_configure_form.enable_update_status_emails=NULL
インストール時およびそれ以降の電子メール通知を無効にする。使用しているサーバーにメール転送エージェントがない場合、これにより、インストール時のエラーを回避できる。
引数
- [profile]…
インストール プロファイル名。インストール プロファイルがディストリビューションとしてマークされていない場合は、デフォルトの standard になる。インストール プロファイルの追加情報を追加の引数で指定することもできる。キーの形式:[フォーム名].[パラメータ名]
オプション
- --db-url=DB-URL
Drupal 6 スタイルのデータベース URL。初期インストールに必要(再インストールには不要)。必要な場合に省略すると、Drush が入力を求める。 - --db-prefix=DB-PREFIX
初期インストールに使用するテーブル プレフィクス(省略可)。 - --db-su=DB-SU
新しいデータベースの作成に使用するアカウント。GRANT 権限(mysql のみ)が必要。省略可。 - --db-su-pw=DB-SU-PW
db-su アカウントのパスワード。省略可。 - --account-name[=ACCOUNT-NAME]
uid1 の名前(デフォルト:admin) - --account-mail[=ACCOUNT-MAIL]
uid1 の電子メール。
(デフォルト:admin@example.com) - --site-mail[=SITE-MAIL]
システムから送信するメールの From: フィールド値。
(デフォルト:admin@example.com) - --account-pass=ACCOUNT-PASS
uid1 のパスワード。デフォルトではランダムに生成される。
必要であれば config.yml で固定のパスワードを設定できる。 - --locale[=LOCALE]
短い言語コード。デフォルトのサイト言語を設定する。あらかじめ言語ファイルが存在している必要がある。(既定値:en) - --site-name[=SITE-NAME]
(既定値:Drush Site-Install) - --site-pass=SITE-PASS.
- --sites-subdir=SITES-SUBDIR
サイトが作成されるディレクトリの名前。 - --config-dir=CONFIG-DIR
非推奨(Drupal 8.5 でのみ使用)。
インストール時にインストールされる構成設定の全一式を指すパス。 - --existing-config
インストール時に sync ディレクトリの構成設定をインポートする。Drupal 8.6 以降で使用。
エイリアス
- si
- sin
- site-install
参考資料
- site:install(drush.org)