drush の core:rsync コマンドについて:
コマンドヘルプ
ssh を使用して別サーバーとの間で Drupal のコードや files ディレクトリをリモート同期(rsync)する。
使用例
- drush rsync @dev @stage
Drupal ルートを Drush エイリアスの dev から stage にリモート同期する。 - drush rsync ./ @stage:%files/img
現在のディレクトリのすべてのファイルを、Drush エイリアスの stage にある files フォルダの img ディレクトリにリモート同期する。 - drush rsync @dev @stage -- --exclude=*.sql --delete
Drupal ルートを Drush エイリアス dev からエイリアス stage にリモート同期する。すべての .sql ファイルを除外し、同期元に存在しないファイルはすべて削除する。 - drush rsync @dev @stage --ssh-options="-o StrictHostKeyChecking=no" -- --delete
rsync が SSH でリモート ホストに接続する方法をカスタマイズする。--delete のような rsync オプションは -- の後に置く。
引数
- source
同期元を指定するサイト エイリアスと任意指定のパス。詳細は rsync のドキュメントと example.site.yml を参照。 - target
同期先を指定するサイト エイリアスと任意指定のパス。詳細は rsync のドキュメントと example.site.yml を参照。 - [extra]…
ssh ステートメントに続く追加のパラメータ。
オプション
- --exclude-paths=EXCLUDE-PATHS
同期対象から除外するパスのリスト。区切り文字は、Unix ベースのシステムでは :(半角コロン)Windows では ;(セミコロン)をそれぞれ使用する。 - --include-paths=INCLUDE-PATHS
同期対象に含めるパスのリスト。区切り文字は、Unix ベースのシステムでは :(半角コロン)Windows では ;(セミコロン)をそれぞれ使用する。 - --mode[=MODE]
rsync に渡す単項化したフラグ。--mode=rultz は rsync -rultz に対応する。既定値は akz。 - --ssh-options=SSH-OPTIONS
rsync、sql-sync などの実行時に ssh コマンドに付加される文字列。
関連トピック
エイリアス
- rsync
- core-rsync
参考資料
- core:rsync(drush.org)