drush の config:pull コマンドについて:
コマンドヘルプ
構成設定をエクスポートして別の環境に転送する。
使用例
- drush config:pull @prod @stage
構成設定を @prod からエクスポートして @stage に転送する。 - drush config:pull @prod @self --label=vcs
構成設定を @prod からエクスポートして現在のサイトの vcs 構成設定ディレクトリに転送する。 - drush config:pull @prod @self:../config/sync
指定したディレクトリに構成設定をエクスポートする。相対パスは Drupal のサイトルートを基準に指定する。
引数
- source
サイトエイリアス、または構成設定をコピーする元となる /sites 内のサブディレクトリの名前。 - destination
サイトエイリアス、または構成設定の置換先となる /sites 内のサブディレクトリの名前。
オプション
- --safe
実行前に git の未コミットの変更がないことを検証する。 - --label[=LABEL]
構成設定ディレクトリのラベル(settings.php の $config_directories 配列のキー)。既定値:sync。 - --runner[=RUNNER]
rsync コマンドの実行場所。デフォルトではローカルサイト。source か destination を指定できる。 - --format[=FORMAT]
結果データのフォーマット。指定できるフォーマット:csv、json、list、null、php、print_r、string、table、tsv、var_dump、var_export、xml、yaml(既定値:null) - --fields=FIELDS
指定できるフィールド:Path(path)。 - --field=FIELD
単一のフィールドを選択し、強制的にフォーマットを 'string' にする。
関連トピック
- Creating site aliases for running Drush on remote sites. (docs:aliases)
- Drupal config export instructions, including customizing config by environment. (docs:config:exporting)
- Drush 出力の形式、フィールド、絞り込みについて
エイリアス
- cpull
- config-pull
参考資料
- config:pull(drush.org)
- ConfigPullCommands.php(github.com/drush-ops/drush)